jigen, Hirotomo Kunimatsu
Tokyo, Japan
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失敗は予測できる

失敗は予測できるというのを最近読んだ。本は結構読んでいるんだけど、エントリーを書く手間がたまに面倒になってしまう。もちろんアウトプットの大事さはわかってるつもりなんだけど、「それよりも次々!」という気分になってしまう。反省。

さて、本書だけんど「失敗例」の解説なので自分の興味が無いような項目については正直読めない(というより読んでいてツマラない)。

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これは、著者ももちろん気が付いていて、一見関係ないような失敗の事例と自分の周りにある事例を紐付ける能力が必要であるという事を主張している。

上記のことを考えても構成として失敗の事例を羅列してそれを解説していくという方法を取ったのは「読みやすさ」という意味でも成功していると思う。空いた時間にパパっと読める。

しかし、大方の失敗は今まで起こった事がある事であるというのは興味深い。最後の章は「失敗の防止」に関して言及していてここだけちょっと趣が違う。著者が書きたかった事なんだろう。片手間で読める内容なのに知り得る知識が多いと感じさせるお得感がある本だと思う。


2008/08/18 17:25:07200817:25

生き方を国単位で比較すんのはどうなんだろうか

生き方を国単位で比較すんのはどうなんだろうか普段は多分自分では手に取らないであろう本を呼んでみた読んでみた。それが「イギリス式月収20万円の暮らし方」。そんなに難しい本ではないのでサクサクと読んだ。

結論を先に書くとタイトルに偽りアリとは言わないけど、タイトルの付け方を変えた方が良い印象をもたれる本だと感じた。

内容は慎ましい生き方の本

であり、月収20万円で暮らすための様々なTIPSが満載の本ではない。現在の日本における生活の状況と文化も考え方も違うイギリスを比べてイギリスではこう考えるという項目が小さい章で綴られている。

印象は良い、だけど・・・

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そこで感じるのは「生活の知恵」であり、言い方を変えれば「おばあちゃんの知恵袋」的なものである。だからこそ、「イギリス」という比較対象とは別の所に良い印象を持った本。そういう意味では非常に楽しい。

例えば、掃除の際に飲み終わった後のお茶殻を床に撒いて、その後に掃除をすると髪の毛や埃を一緒に取ってくれるというものが紹介されているが、これは緑茶のお茶殻を畳の上に撒いてほうきをかけると良いという日本にも同様の昔ながらの知恵がある。

また、高い靴を買って長い間メンテナンスして一生使い続けるという事が書いてあるが、元々「良い物を買って長く使う」という考え方は日本にもある考え方で「安物買いの銭失い」という言葉がある程だ。それに状況によっても違う事を比較対象にするのは違うだろうとも思う。良い靴を買ってもメンテナンスをする店や人など、インフラとしてもその土地土地によって出来る事が出来ない事があると思うのだ。

言いたい事はどの国にも通用する事

上記のように、フンフンなるほど良い事書いてあるなー。とは思えるのになんとなく釈然としないのはやはり生き方的な考え方を「国毎」に区切って是非を問うている所じゃないかなと思う。著者はシンプルに昔の知恵を大事に生きようという事が主眼に置いているとしたら、

イギリス人の年収は日本人より低い。しかし、将来の不安におびえて暮らす日本人より間違いなく楽しく日々をおくっている。同じ一生、同じような経済レベルでこの差はどこから生まれるのか。それは細部に宿る「幸せの哲学」にあった。渡英60回、著者イギリス考察の決定版!!

このような紹介の仕方はタイトルも含めて、イギリス至上主義で鼻につくという風に考えられてもおかしくないと思う。読みたいと思わせるような書き方を出来なかったかもしれないが「知恵袋」的な読み方をすれば面白い本。ここから日本風土にあった生活スタイルの提案までされていればなーとか思ったり思わなかったり。

なんで読んだかってーと、ま、カミさんが読んでたんですけどね(プレッシャーですか?w)。


2008/02/26 17:39:26200817:39

本を読む本

本を読む本本を読む本を読んだ。読書方法を語っただけの本ではなく、文章のコミュニケーションまで踏み込んだ内容で、後になって読み返したくなると感じさせる内容。

読書方法の方は実際読んで貰った方が分かりやすいと思うので(当たり前だ)、気になった文章コミュニケーションの部分を中心に書いてみる。

昔は紙媒体のみの世界

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過去、メディアとして紙の媒体しかなかった時代には、自分の意見を周りに提言、周知するためには出版という形にするしかなかった。それが本と限定しなくても新聞、チラシと言う形をとっていたとしてもそれほど基本の部分は変わらなかったと思う。

批評を受けるにしてもそういう手順を踏む必要があったため敷居が高かった。ただ逆に、そこには紙媒体から出版された文章に関してのレスポンスがあったと言う事であり、批評、反論はコミュニケーションの一環であった。本書はこの部分にも言及している。読書は取り入れるだけではなく発信すること批評をする事が大事だと。ちなみに本書が発売された時代には電話もテレビもあった時代ではあるが、このコミュニケーションのやりとりを重要視する著者が書いたのだと思う。

敷居の高さを排除するCGM

ネットが広まり、掲示板からブログにいたるまでCGM的な情報には敷居の高さは出版する程ではない。つまり文章コミュニケーションが十分に取れる環境が整ったと言う事も出来るとも言えると思う。2chなんかは個々人がフラットな土俵に立っているからこそ面白い物がでてくるのだし、そこには文章コミュニケーションの純粋な部分が垣間見れる。

ただ、そこには上記のような敷居の高さがない分元々ある熟考して意見を言い合う(批評を仕合う)事が珠に忘れ去られる事がある。

知的エチケット

この本は確かにネットがなかった時代の本である。だが本書中に「知的エチケット」というキーワードが表しているように全般的な文章コミュニケーションの基本が含蓄されている。

無駄無為な反論は意味は無いと切り捨てており、さらにそれを判断したり、実行するために参考になる方法でさえも解説している。

ネットの世界にも十分通じる内容

電話、掲示板のような日常的なコミュニケーションのネット版(チャットとかさ)には通じないものの、CGMなんかでは非常に参考になると感じた。

今の時代だからこそネットリテラシーのような意味で読んでも古さを感じさせずに読めて面白いと思う。ネチケだのネットリテラシーよりも「知的エチケット」を。

最後にAmazonの引用を。ところで、原書の「How to read a book」というタイトルを「本の読み方」ではなくて、「本を読む本」にするセンスは素晴らしいなー。と思ったり。

本書は、1940年米国で刊行されて以来、世界各国で翻訳され読みつがれてきた。読むに値する良書とは何か、読書の本来の意味とは何かを考え、知的かつ実際的な読書の技術をわかりやすく解説している。初級読書に始まり、点検読書や分析読書をへて、最終レベルにいたるまでの具体的な方法を示し、読者を積極的な読書へと導く。単なる読書技術にとどまることなく、自らを高めるための最高の手引書。


2008/02/12 15:54:24200815:54
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