jigen, Hirotomo Kunimatsu
Tokyo, Japan
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朝日新聞GLOBE に電気自動車特集

朝日新聞GLOBE に電気自動車特集

前回のエントリーで映画「誰が電気自動車を殺したか?」を紹介したと思ったら、朝日新聞で電気自動車の特集を組んでいた。朝日新聞と言っても本誌ではなくて朝日新聞グローブ (GLOBE)という取材・分析を中心にしたセカンドニュースを流すコンセプトっぽい朝日新聞の「ラボ」的なサイトでの記事。実は最初は「世界遺産の記事」が面白くて連載を楽しみにしていたら、興味がある電気自動車の記事が連載開始したという次第。

新聞業界も、さんざ外野からマスゴミと言われて耳が痛いのか、こういう分析力や取材力を試されるような記事を強めていこうとしているというのは頑張って欲しいなーと思うし、実は結構更新を楽しみにしていたりするですハイ。やっぱり読む人以外からの考察の専門化(「家」ではなし)って大事だしね。

以前GoogleがYoutubeを買収したときに考えた妄想「GoogleのYouTube買収を考える | jigelog」にも書いたTV業界の力とかと同じように取材力や製作力とかは未だにネットの有志メディアとかよりも強いはずだから、こういう優位をどんどん出していったらいいのになぁとか思った。asahi-net本体にはお金払いたくないけど、こっちにならお金払えるよ俺(月500円以下にして欲しいけどw)。

電気自動車の命運

さて本題、連載読んでいるとなんと「誰が電気自動車を殺したか?」の監督がコメントを寄せている。そこの部分だけ引用させてもおう。

「一度は電気自動車を殺した連中が、今度は利用して生き残ろうとしている。皮肉な話だね」
ロサンゼルスに住む映画監督に電話をした。笑いまじりの明るい声が、受話器の向こうから響いてくる。
クリス・ペイン。2006年、ドキュメンタリー映画「誰が電気自動車を殺したか?(原題:Who Killed the Electric Car?)」を撮った。

1990年代後半に米国市場で発売された電気自動車が、普及を拒む勢力の圧力で回収され、姿を消していったのはなぜか。その理由を、ひたすら追いかけた。当時、各メーカーが電気自動車の開発に乗り出したのは、米カリフォルニア州の排ガス規制がきっかけだ。全米最悪の大気汚染に悩んでいた州当局は90年、州内で走る新車の10%を、03年から「無排ガス車」とするよう義務づけた。電気自動車が期待の星となった。

うーん。タイムリー。ところで電気自動車の挑戦は4回目になり、実は歴史的にはガソリン内燃エンジン車よりも歴史が古いらしい。それがなんでガソリン車の後塵を拝するようになったかといえば、結局燃料の形態による差異が「電気を保存しにくい」「売り買いしやすい」「石油の利権を守れ」など時代は違えど原因ではないかと思う。それだけ「化石燃料 vs 電気エネルギー」の歴史が長いって事だ。

電気自動車がどの程度環境に良いのかを証明は出来ないし、ちょっと疑問だが(電気自動車は環境に優しい!と短絡的には言えないと思っている)エネルギー循環型の車社会を考えると少なくとも燃料電池車よりもコストかからないと思うんだけどねぇ、どうも人気が無いみたいだね。あと、環境に対する負荷以前に、石油無くなったら動かなくなってしまう動力より様々な方法で作り出せる電力の方がリスク分散になると思うんだけどね。

と、前のエントリーに引き続きハイブリッドと燃料電池車にお熱を上げている他メーカーに比べて、電気自動車に注力しまくっている三菱自動車さんを今の所引き続き応援しております。というわけでi MiEVはっとこ。

追記

更に、「誰が電気自動車を殺したのか?」の監督のインタビュー記事も追加された。

関係ない話

自転車が欲しくてしょうがないよ。クソー


2009/04/26 19:10:58200919:10

ドキュメンタリー2本「誰が電気自動車を殺したか?」「エンロン」

ドキュメンタリー2本「誰が電気自動車を殺したか?」「エンロン」

なぜかドキュメンタリー的な映画を立て続けて2本観る機会があった。ま、別に深い意味はないんだが、ファンタジーな気分ではなかったのかも知れない。興味を持っている物がたまたまドキュメンタリー化されているという事をDVDレンタル屋なんかで気が付いたという事が真実だったりはするw

本当はエントリーは二つに分けようと思ったんだけど面倒なので、一緒に一つのエントリーにまとめた。

誰が電気自動車を殺したのか?

自分的に以前より蟠っていた疑問をかなり解消させてくれた映画。

元々の疑問として「なぜ電気自動車(以後「EV」)はリリースされないのか?」というのが疑問だったのだ。EVは有志がささやかに中古の車を改造して使っているのが現状で、それは日本もアメリカも変わらない。国からの助成金もないし、このアホみたいな「エコブーム」の中にあって最初に解決案として出てきてもおかしくない案なのにも関わらずメーカーもなぜかハイブリッドや、燃料電池車にご執心でなぜかEVの方は一向にリリースされない。

ソースは忘れたし内容も曖昧なんだが、電気自動車に使われるバッテリーの特許が2010年位まであって利用的ないという話を聞いた事があって、ずっとその噂話をEVがリリースされない理由として自分的に処理をしてしまっていたんだが、この映画を観ていて思ったのは「ハイブリッドに使われているのにそんな事はねぇよなぁ…」という事。

映画の中に出てくる主役とも言えるGM社の出した電気自動車「EV1」も実際にリリースされてわけだしね。

映画の内容としては犯人探しに躍起になっていてイマイチ論点が見えない部分があって残念だったのだけれど、色々な利権の対立というのは変な方向にパワーが働いてバタフライエフェクト的な展開をしてしまうという典型のような事件だなと思った。日本はハイブリッド技術とかで先進してるって言われているんだし、利権争いでEVをリリースできない雰囲気満点のアメリカと、ヨーロッパとかをほっといて、今更EVとか流行らせるってのも面白いかも。

ちなみに、色々なパワーバランスでガソリン車以外であるハイブリッド車(ガソリンは使ってるけどね)をリリースした日本に関しては映画の中でも「(自動車業界の)空気読めてない」雰囲気がプンプンである。それが今功を奏しているわけなので、逆にリコール騒ぎの後、一向にパッとしない三菱のEV車に対する思い入れとかはこのまま空気読まずに頑張って欲しいなと思ったですね、はい。ま、エコだったら何でも大丈夫だろうという二重の勘違いをしてそうだけど、まぁそれはそれw

エンロン – 巨大企業はいかにして崩壊したのか

もう一本は、総合エネルギー取引とITビジネスを行う企業であったエンロン社が、どのようにして企業崩壊したのかってのを追ったドキュメンタリー。なんで興味があったかというと「ライブドア事件」が真っ只中だった時にその当時の報道で比較対象として述べられる事が多かったからだ。

ただ、その時は気にはなったものの直接能動的に調べたりドキュメンタリーを探したりという所まで動機が働かなくて、今になってその当時の事を思い出して借りてみたという次第。

そのライブドアとの比較で言えばこの映画を通して感じるのはライブドアとは桁が違うしヤリ口もかなり汚い(あくまでこのドキュメンタリーの内容を信じればの話だが)。これはライブドアとエンロンを一緒にするのは随分悪意を感じるし如何なものかとは思った。

ドキュメンタリーとしての興味を持った部分は、上記「電気自動車~」と同様に群集劇としての犯人探しという観点でみると、明確に「コイツが極悪の張本人だ~!」というような悪の枢軸のような犯人は出てこないという事だ。もちろん映画の中ではある一定の人物、グループを犯人扱いしている部分はある。しかしその人物、グループが仮に「いなかった場合」にこの事件が起きなかったのか?と考えるとYesともNoとも言えると感じてしまったのだ。

同様な意味でに大きなサイズを持ったコミュニティの運営の難しさを感じずにはいられない。個々人の多少の「勘違い」が大きな「悪意」になってしまった場合止める事が出来るのか?また、どこ程度のサイズからそのような制御不能的なリスクが発生するのかと考えると興味深かった。


追記

朝日新聞GLOBEに「誰が電気自動車を殺したのか?」の監督のインタビュー記事が載ってた、続編撮ってるらしいっすね。


2009/04/15 22:44:20200922:44

オフィスのサンセベリアの花が咲いた

オフィスのサンセベリアの花が咲いた

オフィスに観葉植物として設置しているサンセベリア・スティッキーがあるんだけど、花が咲いた。結構珍しい事らしく、中には3年に一回位しか花が咲かないといった場合もあるようだ。上司がキッチリと世話をしているので素晴らしい事だなと思う。

そういえばサンセベリアは「虎の尾」という別名があり、一時期「マイナスイオン」を発生させる植物として脚光を浴びている時期があった。観葉植物を売っている所では猫も杓子もサンセベリアばっかりだった時期があったなぁと少し懐かしく思い出した。

元々マイナスイオンが眉唾な商品が多い中、「他の植物と比べると」マイナスイオンを発生させる量が多かっただけに注目されてしまったサンセベリア。丈夫で育てやすく水遣りも少なくて良い、サンセベリアをお持ちの方はあんまり健康影響ばかりを考えずに育ててあげて下され。

Creative Commons License
写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスなので適当にどうぞ。


2009/04/14 22:52:03200922:52
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