Webページの構成って大体が4つのパーツで成り立ってますよね。本当に大体ですが、以下のような感じ。元々多分レターのようなデザインが元になってるのかなと勝手に推測はしています。
こんな感じ。もうオッサンな私の脳みそだと結構深く掘り下げもせず、上記の要素やらなんやらを組み合わせてウェブページデザインをしたりする事が多いのですが、フト考えると元々影の薄い「フッター」君が最近益々もって存在意義が無くなっているような気がしてきたのでちょっと考えてみる。
なんで、そんな事を考えるようになったかと言うとAutoPagerizeというFirefoxのGreasemonkeyスクリプトを使っているからだと思う。それ何って人に簡単に説明すると大きな内容のコンテンツであった場合良く「次のページ」へのリンクとかがあってコンテンツ内容を分割しているサイトがありますよね。例えばこのブログでも次のエントリーへのリンクであったり、時系列で分けた部分のページ分けであったり。一番身近なのはGoogleとかYahooとかの検索結果を思い浮かべてくれれば良いかもしれない。
それをブラウザ上で先読みして1ページで読んでいるように見せてくれるという拡張。別の言い方をすればマウスホイールとかで下に読み進めていくと「次のページ」とかの遷移をするリンクを押さなくてもそのページの最後に次のページのコンテンツが表示されてどんどんじゅるじゅる読める感じです。
結構便利に使わせてもらってます。
んで、こういうのを使っていると逆にフッターというのが邪魔に思えてくるのだ。どんどん次のコンテンツが表示されるので、フッターに目が行く事もないし逆に視界にちょろっとだけ映るだけなので逆にウザったい感覚も芽生えてしまう。
これは、Firefoxの拡張なので一般的じゃないよーと思うかも知れないけど、Googleの検索UI実験サイトの「searchmash」などで検索した場合もAutopagerizeのように自動的に先読みはしてくれないものの同一ページで次のページのコンテンツが表示されるようなデザインになっている。こういうのは流れとして未だ主流にはないにせよ確実に試行錯誤の一環として進んできているように思う。
例えば上の「car」で検索した場合の表示結果。「More Web Results」のリンクをクリックするとビローっと次の結果が表示される。この形だとAutopagerizeよりもフッタへのアクセスはしやすい。ただやっぱり製作側も意識してフッターの情報量は少なくしているように思う(三つしかリンク無いしな)。
ところでGoogleで「フッター デザイン」で検索しただけでバラバラと結果が出てくる「美しいフッター」。ちょっと調べるだけでも以下のようなエントリーが結構ある。
これを見てて思うのは、「フッターは死なず!」という印象よりもどちらかと言えば、「遊び要素やユーザビリティーの要素もフッターに押し付けよう」という感じを受けてしまうのだ。元々あまり重要視されていないコンテンツであったフッターを(だからこそ下にあった)、他の重要なコンテンツには担うことのできない要素を押し付けているようだという意味。
つまり、「フッターって必要?」という状況には余り変わりが無い様に思う。ちなみにそのサイト次第ってのはもちろんある。このブログのデザインもフッターは無いに等しいと自分で思ってる。
このような現状が悪いのか?というそうでもない印象は持っていたりします。元々Webの歴史が浅いというのもあって印刷物の時代からの手法を引きずってデザインをし続けないといけない現状があったのが、Webから見たデザインという次の展開を見せているような感じがするのだ。ま、私は紙のデザイン史なんてのはほとんど知らないので偉そうな事は全然言えないんですけどね(なんちゃってデザイナーだしなw)
そうなるとフッター無しのデザインを模索する必要があるんだろうな。ただバランスを考えるとどうなんだろうなぁ。Autopagerizeを使う事を前提としたデザインというのも今度やってみようと思ったりした午後でした。いやー尻つぼみな変なエントリーになってしまったな…。すまん。
写真はイメージです。あしからずんば。