jigen, Hirotomo Kunimatsu
Tokyo, Japan
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デザイナーとアーティストの違いが云々

以下読んで書く。

ウェブ(UI)デザイナープログラマというのはやってる事は違うものの、基本的な考え方(物事の処理の仕方)はそれほど変わりはないような気がする。こんなのは名前の問題だとも思うんだけど、デザイナー的な仕事も、プログラマ的な仕事もちょいちょいやって、どっちつかずのコウモリのような状況の自分だからこそ考えられる事もあるかと思うのであえてエントリーした。

別に自慢を披露をしようという事じゃないです。私はちょろっとデザインするし、ちょろっとコードも書くけどその道のスペシャリストの方々と比べると足元にも及びません。スペシャリストの方が100点満点の評価だと仮にするとしたら、私はそれぞれ20点を取るのが精一杯な人と考えて頂ければいいかなと。

ま、そんな奴が言う事なので「違うよ、全然違うよ」とか思ったら忌憚なくご意見ください。内容としては仲良くやるために一番障害になってるのはなんじゃろか?という事。

定義

まずは今回エントリーする内容の言葉の定義がある程度必要かと思う。私が対象とするのは以下な感じ。

ウェブデザイナー(以後デザイナーと書く)
UIと画面設計を設計する人。イラストのようなグラフィックというよりも、全体的な構成を提示してくれる人という感じ。もちろんイラストグラフィックなんかを同時に描けるというのは大いなる武器になるけど、そこまで出来る人はあんまり対象にしてない。HTMLマークアップ+CSS+Javascriptとかもプログラムだと思うのでそういうのを含めると結構線引きが難しい。ここでは、そういうのは抜きで、画面設計イメージの提示に限定して考えてみます。
プログラマ
Webとかも含めてソフトウェアコードを書く人って感じ。ここには色々区別だの種別だのがあると思うけど、それはプログラムコードを書くって感じの枠で考える。営業的要素も含めるとややこしいので、あえてエンジニアではなくプログラマにして考えてみる。

それぞれ元を手繰ると

まず、プログラマの方々の仕事をデザイナーの方々に説明するとすれば、プログラムという機械に分かる言葉(これにも語弊がありそうだけど、まぁ許して)を書いて命令していくお仕事。大まかに言い換えれば「こういう命令(input的な)があるとこういう動作(output的な)がある」という事を整理して言葉(プログラム)に落としている。

つまり、大きなサイズの要求を小さく分けてそれを整頓して言語にして積み上げていくのがお仕事。よく、「私はそんな難しい事分かりません」というデザイナーという方がいるけど、細かい部分に落とし込んでいくのが重要なお仕事なのでその細かい部分の知識さえ伴えば多分デザイナーの方々にも出来ます。難しいというイメージが先行してしまうのは知識量の問題だと思います。

プログラマの方々にデザイナーのお仕事を説明するとすれば、見栄えに必要な項目を集めて配置構成していくお仕事。要素にはメニュー項目やテキストだけでなく色やフォント等も含む多岐に渡る物になり、それを一つの顧客や対象ユーザが使いやすく何かしらの印象を残せるようなイメージに近づけていくのがお仕事。

やっている事は上記のプログラムのように積み上げと俯瞰なんですが、イメージを近づけるというのが「何かしらの人の満足」に近づけるという物なので(もちろん顧客も含め)、どうしても明確な結果が見えにくいです。言い換えれば「誰かの好み」に近づけていく事がどうしても必要になってくる。(万人がスゴイと思う物を作るのはそうそうできない)。

デザイナーの方々自身が気が付かずにやってたりする事も多いのですが、プログラムで言うと

  • コード書いて
  • テストして(テスト先にってのもありますが)
  • 修正

の流れと同様のトライ&エラーを脳内でやってたりする時もあります。ここら辺が感覚的なお仕事と思われがちな所なのかもしれないと思っています。

と、ここまで書いてきた事を少し纏めると結局細かい部位に分けて構築していくという意味では一緒です。結果の出方が明確か曖昧かの違いが一番大きいと思う。

では相互に誤解が多そうな所は?

デザイナーの方が「プログラマの人に仕事を頼んでも無理とか出来ないとか良く言われてしまう」と思っている事を私の周りで吐露するのを聞く事が多いのですが、上記のように「細かく分けて積み上げる」というのがお仕事の関係上、仕事を完遂するために必要な項目が煉瓦の家のように細かいパーツで構成されているので全体像を把握が難しくなる、もしくはその「やりたい事」を実現するとすんげー時間掛かるという意味で言っている事が多いと思うので、分かりやすく説明を促すとそのプログラマの方に時間があれば親切に教えてくれると思います。

そんな時に「お前には理解出来ん」的な物言いで専門用語の羅列で圧倒しようとするような奴だった場合はプログラマというより人間として下だと個人的には思うので違うアプローチをした方が良いと思います。

プログラマの方が「デザインってアーティスティックな(絵心的な)才能は自分には無い」というのも良く聞きます。上記のデザイナーの説明で書きましたが感覚的なショートカットを沢山持っているだけなので、なんだか訳が分からない得体の分からないような物ではありません。

例を出すとすると、暖かい雰囲気というザックリしたイメージを最初に出された場合、プログラムとは違い明確な結論がでないので途方にくれるかも知れませんが、デザイナーの方々は「暖色を使った方が良い」であったり「キャラクターのイラストを入れる」とか、その時々によってシュチュエーションは違うかもしれませんがそういう脳内のショートカットを持っています。言い換えれば脳内でライブラリを持ってると言った方が分かるかもしれません。

もう一つ、誤解がされやすいのは「どういう風に時間を使っているのかが読めない」という事だと思います。残念ながらデザインには作業量が直接仕事の進捗に結びつきにくい事が多いです。なぜなら

  1. 結論がその場で出る事は少ない。
  2. プログラマにおける「テスト」にかかる時間単位が物凄く長い。

という事です。特に2番目に関してはどうしようも無い部分も多く、故に脳内でライブラリ的なショートカットを良く溜め込んでおく事が必要になってくるわけです。

最大の誤解だと思っているのは

「アーティスト」と「デザイナー」との違いが分かり辛いのではないかと思うのです。これはデザイナーの方の中にも、プログラマの方の中にも少なからずいる事だと観察をしていて思います。

個人の好みや感情の発露であったり、万人に感動を与えるようなお仕事がアーティストだと思っているのですが、それとデザイナーとは違うと思うのです。これはウェブデザイナーだけではなく「プロダクトデザイナー」や「服飾デザイナー」やその他諸々のデザイナーと言われる職業にも共通している事だと思う。もちろんこれはデザインに心を動かすような事が出来ないと言っているわけではありません。

プログラマの方々がデザイナーを見る視点として「あの人はアーティストであるから」という事で突き放すような事をしてみたり、デザイナーの方々自身が「自分はアーティストなんだ」という方向性でデザインを行っていたりする事が最大の誤解を生んでいるような気がします。

というわけで

書いておいて変な方向に脱線したようにも感じてたりしますが・・・。プログラマの方々とデザイナーの方々が仲良くなる一助になればなと思ったりします。

きっかけとなったIDEA*IDEAさんとこの以下の部分ですが

まぁ、などなどいろいろあったのですが、個人的に思ったのは「デザイナーの世界には『共有』という概念があんまない」ということでした。

これは、共有はしたいんだけど難しいんだよなぁ…。と思った。なにせ言語化するのが難しい。だからこそ言語化した人たちはスゴイと思ったりするわけですが。例えばIDEA*IDEAさんのブログの背景は斜線で水色で入っていますが、なぜそれを選択したのでしょうか?と問われた時に明確に答えるのは難しいと思います。「格好良いから」とか「気持ち良いから」とかだと共有できないですよね。

繰り返しになってしまうかもですが、顧客やユーザの好みでその「気持ち良さ」を変えて構築するような物が出来るのがデザイナーだと思うわけです。


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2008/05/09 17:10:58200817:10
アリ「ここからメニューだすよ」
アリ「ごちそういっぱーい」
アリ「腹へったー」
アリ「働けー働けー♪」